Midjourneyでイイ感じな画像が生成できたと思ったら、よく見ると手や指の本数がおかしい…
そんな経験はありませんか?
現時点でのAI画像生成では特に手指の表現が難しく、意図しない形になってしまうことがよくあります。
しかし、少しの工夫で違和感を修正し、より自然な仕上がりにすることが可能です。
この記事では、Midjourneyで作成した画像の手指をより自然に整えるための方法を解説しています。
“5本指”という具体的な指示を出す

画像を生成すると、赤丸で囲んだ部分のように、指の本数がおかしいといったことがよくあります。
ここで失敗作としなくても大丈夫。
生成した画像は部分的に修正することが可能です。

Vary(Region)ボタンを選択します。

左下の選択ツールを使って、手の範囲を選択します。
プロンプトに five fingers を追加します。

とりあえず5本指にはなりましたが、これだとまだ調整が必要ですね。
その場合には、何度かやり直してみたり、
プロンプトの他の手の表現を消して、five fingersだけ入力してみると上手くいったりします。
それでもうまくいかない場合は、次の方法はいかがでしょうか。
手を隠してみる

何度指を修正してもうまくいかないときは、思い切って隠してしまいましょう。
今回は、腕を下ろした状態にしようと思います。
手指以外の腕の部分まで選択して、プロンプトに her arm down と入力します。

4枚の画像のうち、3枚は手を下ろした状態になりました。

この中から、より自然な4枚目を選んでみました。
いかがでしょうか。
指のポーズを変えてみる

そのほかにも、指のポーズを変えてみると自然な感じになることがあります。
それでは、右手をピースサインに変えてみましょう。
選択ツールで右手の範囲を指定して、プロンプトに peace sign と入力します。

4枚ともピースサインの画像が出来上がりました。
よく見ると指の本数が違ったりすることもあるので、その場合には five fingers, peace sign の両方を入れてみるなど、プロンプトを変えてみましょう。

いかがでしたか?
Midjourneyで生成された画像の手指の違和感も、ちょっとした工夫で自然な仕上がりにすることができます。AIはまだ完璧ではありませんが、修正を加えることで、より理想的なビジュアルを作り出せるようになります。
今後も楽しくクリエイティブな作品を作っていきましょう!
