Midjourneyで理想の画像を生成するには、適切なプロンプトを作成することが欠かせません。
しかし、「どんな言葉を使えばいいのか分からない」「思った通りの画像にならない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つのが、Midjourneyのコマンド describe です。
この機能を使えば、既存の画像からプロンプトを分析し、どのような単語や表現が効果的なのかを学ぶことができます。
この記事では、describe を活用してプロンプト作成のコツを掴む方法を解説しています。
describe とは
describeは、画像からプロンプトを逆算する機能です。
具体的には、手元の画像をMidjourneyにアップロードすると、それをもとに4種類のプロンプト候補を生成してくれます。
これにより、どのような言葉が画像表現に影響を与えるのかを学ぶことができます。
プロンプトの言い回しや表現のコツを学び、自分でカスタマイズしたプロンプトを作成しやすくなるでしょう。
describe を使ってみよう
Discordでの操作方法
この記事では、Discordでの操作方法を説明しています。
※Midjourney web版をご利用の場合は、公式サイトをご覧ください。

メッセージボックスに / を入力し、/describe を選択します。
(表示されなければ、直接入力も可能です。)

続いて image を選択します。

ドラッグアンドドロップまたはクリックして、参考にしたい画像を添付します。

今回は、こちらのフリー画像を参照画像にしてみます。
こちらはUnsplashという素材サイトのフリー画像をお借りしています。


参照画像をアップロードすると、このように4つの異なるプロンプトを生成してくれます。

その下にはボタンがあり、生成されたプロンプトをもとに新たな画像を生成することができます。
~ のボタンは、それぞれ生成されたプロンプトを元に画像を生成。
imagine all は4種類すべてのプロンプトを元に画像を生成。
ボタンは、別のパターンのプロンプトを生成してくれます。

それでは、今回生成された4パターンのプロンプトと画像をみていきましょう。
生成されたプロンプト、4パターン

Photo of a white and brown cat being petted by a hand, with a shallow depth of field, warm tones, a blurry background, and a cinematic, Kodak film-like appearance. –ar 128:85
Google翻訳での日本語訳
白と茶色の猫が手で撫でられている写真。被写界深度が浅く、色調が暖かく、背景がぼやけており、映画のようなコダックのフィルムのような外観です。

Photograph of a hand petting a cute cat, close-up shot with shallow depth of field, warm tones, in the style of Kodak film stock. –ar 128:85
Google翻訳での日本語訳
かわいい猫を撫でる手の写真。浅い被写界深度のクローズアップショット、温かみのある色調、コダックのフィルムストック風。

Photo of a white and brown cat sleeping on a person’s hand, with the person gently petting it with their finger. The image has a cinematic quality. –ar 128:85
Google翻訳での日本語訳
白と茶色の猫が人の手の上で眠っており、人が指で猫を優しく撫でている写真。映画のような雰囲気があります。

Photograph of a white and brown cat being petted by a hand, close-up, with shallow depth of field, warm tones, in the style of Kodak film photography. –ar 128:85
Google翻訳での日本語訳
手で撫でられている白と茶色の猫の写真。クローズアップ、浅い被写界深度、温かみのある色調、コダックのフィルム写真風。
このようにdescribeを使うと、プロンプトに使われる具体的な単語やフレーズ、スタイルや雰囲気を表現する効果的な形容詞、AIがどのようにイメージを言語化するのかを学ぶことができます。
describeを活用して、Midjourneyの表現力を最大限に引き出し、より理想的なプロンプトを作っていきたいですね。
