エクセルで表を作成するとき、「行を挿入したら番号がずれた!」「手作業で修正するのが面倒…」と感じたことはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが ROW関数 です。
この関数を使えば、行の追加や削除をしても自動で連番を振り直してくれるので、番号のズレを気にせずスムーズに表を管理できます。
この記事では、ROW関数の使い方を解説しています。
目次
ROW関数を使ってみよう

B列に連番を振る場合を例に見ていきましょう。
はじめに番号を入力してオートフィルで連番にすることもできますが、行の削除や挿入をした場合、番号を振りなおす必要があります。
そんな時に、ROW関数を使うと番号を振りなおす手間を省くことができるのです。
\ 自動で連番が振れる /
ROW関数
=ROW(参照)

それでは、ROW関数を使ってB列に連番を振ってみましょう。

番号を振りたいはじめのセルに入力していきます。
=ROW()-2
このように3行目から番号を振りたい場合は、引数を省略し、-2を入力します。
(※2行目から番号を振りたい場合は、-1です。)

B3セルに、1が表示されました。

あとはオートフィルでリスト下までコピーすればOKです。

それでは、連番の途中で行を削除するとどうなるか見ていきましょう。

例えば、3~9を削除してみます。
関数を使わずに番号を手入力している場合、3~9を削除すると2の次は10になってしまいますよね?

このようにROW関数を使うと、1、2、3と自動で連番表示となります。

手動で連番を修正する手間が省けますね!