エクセルで名簿やリストを作成するとき、「名前の後ろに 様 をつけたいけど、一つひとつ手入力するのは面倒…」と思ったことはありませんか?
自動で表示する設定をすれば、入力ミスを防ぎつつ、効率的に敬称をつけることができます。
この記事では、簡単に実践できる方法 をわかりやすく解説します。

敬称「様」や「御中」など、自動で文字を入れたいときに使う方法です。
目次
2パターンのやり方
氏名の後ろに「様」をつけて表示する方法を、2パターンご紹介します。
- 関数を使う方法(名簿から宛名を作成する時など)
- セルの書式設定を使う方法(データに直接「様」を表示できる)

データに直接「様」をつけるか、別のセルに「様」をつけた表示をするかによって、やり方が異なります。
氏名データとは別のセルに「氏名+様」を表示する場合は、①関数を使う方法
氏名データに直接「様」をつける場合は、②セルの書式設定を変更する方法
を使ってください。
関数を使って表示する方法

名簿から宛名を作成する時には、関数を使うと便利です。
元データとは別のセルに、「氏名+様」で表示することができます。
氏名の後ろに様をつける関数
=【氏名が入力されたセル】&”様”
氏名が入ったセルを指定して、&”様”を足すだけです。
- 「氏名」の後ろに「&」を入力
- 「&」の後ろに「”様”」を入力

氏名と様を&でつなげるというイメージです。さっそくやってみましょう。
\ 実践 /

B2セルに氏名データが入力されています。
C2セルに様をつけて表示する場合、C2セルに、=B2&”様”と入力します。

様などの文字列は、「””」(ダブルクォーテーション)で囲みます。半角で入力してください。
セルの書式設定を使って表示する方法

氏名データのセルに直接「様」を表示したいときは、セルの書式設定を変えると便利です。

書式設定で氏名の後ろに様をつける方法
- 適用したいセルを選択する
- 右クリックで「セルの書式設定」を開く
- 表示形式「ユーザー定義」を選択
- 種類に「@”様”」と入力

これで、指定したすべてのセルの文字の後ろに「様」がつきます。@””は半角で入力してください。